マリンメッセ福岡について

建設の経緯

 福岡市は「海に開かれたアジアの交流拠点都市づくりを目指し、コンペン ションシティづくりを、本市の重要な都市戦略と位置づけ、中央ふ頭 地区に、 既存の福岡国際センター、福岡サンパレスなどとの提携によるコンベンショ ンゾーンの整備を推進していますが、その中核施設として、 マリンメッセ福 岡の建設を進めてきました。
 マリンメッセ福岡の建設は、平成2年に基本計画を策定し、平成3年6月 の提案競技に基づき基本・実施設計を平成3年7月から平成4年10月 にか けて行い、平成5年2月に着工しました。建設費300億円、総事 業費32 0億円、福岡市の単費事業として実施してました。建物本体は 事故もなく、 順調に進み、平成5年に完成しました。 マリンメッセ福岡は、平成7年8月 24日にオープンします。オプニ ングイベントとして1995ユニバーシアー ド福岡大会の体操、バレー ボール競技の会場として使用されます。また’95 福岡し国際見本市も 開催されます。
  1. 施設の概要と特徴
    1. 施設の概要
      展示面積
      9,100平方メートル(西日本最大級)
      最大収容人員
      約15,000人
      施設概要
      鉄骨鉄筋コンクリート造、地上4階、地下2階
      敷地面積 28、256平方メートル
      建築面積 19、581平方メートル
      延床面積 40、581平方メートル
    2. 施設の特徴
      デザイン上の特徴
      外観・・ウォターフロントという立地条件から、日に映える波・海辺 を飛びかうカモメをイメージして、構造上の特徴である3連 のポールト屋根をそのまま外観上の特徴としています。

      内装・・内装のデザインとしては、「展示場」主目的であることから、 建築物を展示物のバックグラウンドとするべくモノトーンの 仕上げとしています。

  2. 多目的施設
    マリンメッセ福岡は、展示場・ホール・アリーナの3つの機能を 持ち、それぞれの部門で最高の機能を有する多目的施設です。
    (ア)展示機能
    床荷重・・あらゆる展示物に備えて1階展示場の床の許容荷は5t/d としています

    床ピット・・1階床で6mピッチで、電器・吸排水ピットを設置 しています。

    (イ)ホール機能
    可動席・・7、125席
    固定席・・882席(一般席748、VIP席84)
    追り舞台・・イベント用に、18m×14、4mの吊り舞台を設置 
    吊り物装置・・イベント開催時の演出用にブドウ棚を2ヶ所設け、 合計30本のバトンを設置しています。
    音響設計・・室内仕上に音響材を多用し、残響時間を2,5秒とした。
    (ウ)アリーナ機能
    1階アリーナ・・79m×102m、200m設置可能、可動席を展開した状態でも 62m×45mを確保しています。
    サブアリーナ・・国際大会の練習会場として使用可能な880平方メートル のサブアリーナを3階に設置しています.
    大型映像装置・・4.56m×7.20m、設置高さを自由に設定できます。
    電光掲示番・・4.05m×8,64m
  3. 諸室計画
    (ア)海のモール
    ウォターフロントという立地を活かすために、2階西側の ベイサイドプレスを見渡せる位置に設けた、ガラスと金属 パネルの屋根をもつ幅11m×長さ130mの、開放的なロビー 空間です。
    (イ)エントランスロビー
    天井高28m、幅57m×奥行24m、約1,300平方メートル のロビーは、イベントの導入部分にあり来場者の 気持を高揚させる緊張感のある空間です。
    (ウ)会議室
    会議室を大小5室備えており、約410平方メートルの大会議室は 国際会議に対応できるように同時通訳ブースを併用している。
    (エ)控室
    楽屋・商談室等に利用できる大小10室の控室を設けています。
    (オ)レストラン
    来館者に飲食のサービスを行う客席数約160席 レストランです。
  4. 大空間
    多様な催しに対応するため、展示場は、縦108m×横101mの無柱空間と なっています。また、天井高さも、最も低いところで20mとしています。
  5. 屋根構造
    以上の大空間を支える構造として、屋根を連続する円筒シェルとし、屋根の 構造それ自体を美しく見せるよう計画しています。また、室内からも、屋根 の構造材料が美しく見えるように、設計しています。
  6. 外装材料
    海岸に立地しているということから、外装材料は維持管理が容易となるよう、 メンテナンスが不要となるような材料を選定しています。具体的には、屋根 の材料にチタン、外装の金属壁材をアルミニウム・外部サッシをステンレス とし、フッ素樹脂焼付き塗装しています。
  7. 大空間散水設備
    多目的展示室・海のモール・エントランスホール・サブアリーナは、天井 野高い空間であり、通常の消火設備が有効でないため、大空間散水設備を 設置しています。これは、炎探知機等で自動的に火災を感知し、火災の 起こっているエリアを特定して、散水消火を行うものです。この設備がこ れほどの大空間で採用されるのは日本で初めてです。
  8. 節水型施設
    節水対策として、便所洗浄水は下水処理を利用します。また、広い屋根 の平面を利用し、屋根への降水を地下の雨水層に集水し、便所洗浄水に 利用するなど、雨水の有効活用を図っています。
  9. アートワーク
    福岡市の「海に開かれたアジアの交流拠点都市づくり」の施策に基づき アジア美術を取り入れ、親しみやすい施設としています。

    (ア) インドネシアのバリ地方の民族絵画作家に、インドネシアの祭り も取り入れたバリ絵画を製作依頼し、これを基にした縦3m、横15m の陶板壁画を飾っています。

    (イ)台湾の作家による、太極拳をモチーフにした彫刻を設置しています。


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