UNIVERSIADE−HISTORY

旧ソ連が68個もの金メダルを獲得したモスクワ大会。

<1973年(昭和48年)モスクワ大会(旧ソビエト連邦)/73カ国・3,713人> 旧ソビエトの首都モスクワ市で開催されたこの大会には、73カ国3,713人が参加。前回をおよそ1,000人も上回り、それまでで最大規模の大会となりました。現地の人々の熱の入れかたは大変なもので、明らかにモスクワへのオリンピック誘致を意図していることが感じられました。大会運営も単に学生中心ではなく、スポーツ界あげての全力投球。メーンスタジアムはじめ各競技場や選手村もよく整備されており、とりわけ10万人収容のレーニン中央スタジアム大競技場での開・閉会式はすばらしいもので、全体としても秩序ある堂々たる大会でした。

 選手村にはモスクワ大学の寮があてられました。大学ビルは隅から隅まで歩くと少々骨が折れるほどの巨大な建物。その4分の1を占める選手村に世界の選手団全員が集まったのです。村にあるインターナショナル・クラブでは毎日いろいろな催し物が開かれるなど、選手相互の交換が盛んに行われました。競技は、陸上競技・水泳・水球・フェンシング・バスケットボール・バレーボール、テニス・体操・レスリングの9つでしたが、地元旧ソビエトがすべてに大活躍、実施112種目のうち6割にあたる68種目の優勝をさらいました。日本は田島直人団長以下97人の選挙団で参加し、レスリングで金メダル3個、テニスと体操で銀メダル8個、同じくテニスで銅メダル1個、計12個のメダル獲得という健闘を見せました。


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