スポーツに燃える青春<スポーツインタビュー>

◎漢人陽子選手

日本女子水泳のホープ、バッファローで金2つの快挙!

 今年7月のユニバーシアード・バッファロー大会。まず、金メダルの報はこの人から届いた。女子水泳100mと200mバタフライでみごと2つの金メダルを獲得した漢人選手の快挙。浜松商高1年でアジア大会日本代表に選ばれて以来、日本女子水泳界のホープとして注目を浴びつづけ、ついに得た念願の金メダル。早稲田大学1年生のいま、笑顔が印象的な”カンちゃん”には、ユニバーシアード福岡大会、そしてアトランタ・オリンピックへと、さらに大きな期待が寄せられている。

△ユニバーシアード・バッファロー大会で2個の金メダル、おめでとう。ティファニー製というメダルは、首にかかりにくかたそうですね?

▲どうもありがとうございます。メダルは結構きつかったです。指輪と代えてもらえないかな、なんて思ったり(笑い)。

△バッファローの印象は?

▲最初、すごくムシ暑くて、夜中に何度も目が覚めました。異常気象らしく、試合前にバーッと雨が降って、それからは涼しくなりました。食事も、暑かったからあまり食 欲がなかったんですけど、試合前には差し入れのおにぎりや日本食をいただきました 。

△バッファローでは、最初からいける感触でしたか?

▲ええ。試合前のメンバー発表の中に1位でエントリーされてましたし。去年のバルセロナ・オリンピックのときは、予選を通るかどうかだったので固くなりましたけど、 今回は結構固くならずにやれました。

△試合以外には、どんな思い出がありますか?

▲選手村で仲間と日光浴をしたり、キャンパス内に買い物に行ったり。ナイアガラの滝も見に行きましたけど、すごいすごいの連発でした。

△ところで、水泳はいつから?

▲小学校1年です。最初は自由形とバタフライをやってたけど、中学くらいからいちばんタイムのいいバタフライに自然に決まっちゃった、という感じです。

△はじめての国際大会はいつ?

▲中学3年のとき、カリフェルニアで開かれたサンタクララ国際水泳競技大会です。初めての外国で何もかも珍しく、楽しかったですね。高校2年のときオーストラリアの 世界選手権も、カナダのパンパシフィック大会も、それぞれ国がちがって面白かった 。私はどうも海外のほうが、緊張しないようです(笑い)。△でも、大きな大会では プレッシャーがあるでしょう?

▲そうですね。プレッシャーを感じると、泳ぎに出ちゃうので、友達と水泳以外のことをおしゃべりしたり。試合直前には、一人でストレッチとか身体を動かして、気持ち を集中します。

△イメージトレーニングとかは?

▲練習中に苦しいときは、これが試合なんだと言い聞かせてやるとか、試合のときこんなに苦しいときはどうするかとか、置き換えながら乗り切っていくようにしています 。

△早稲田大学を選んだのは?

▲自分で決めました。とりあえず、静岡から離れたところでやりたかったし、ここはいちばん環境がいいですから。ただ水泳部は男子ばっかりで、女子部員は現在2人だけ です。最初は違和感がありましたけど、いまは溶けこんでいます。

△大学での生活は?

▲楽しいです。授業は月曜から金曜まで毎日ありますし、練習は毎日ではないんですけど朝夕2時間半ずつやってます。朝と夕方やるときは一日13,000mくらい泳ぎますね。 食事は自炊です。たまに、友達と食べに行ったりもします。

△ご自分の正確について教えてください。

▲なんか、楽天家(笑い)。あまり深く考え込まない。友達には、しゃべってみると、見かけとは全然ちがうとかいわれます。本当は、人見知りするタイプなので、それが れちゃうと、結構にぎやかになります。 △いまの目標は?

▲独り暮らしなので、健康管理に気をつけること。食生活やカゼをひかないようにするとか。それから、自分で自分にきびしくすること。すぐ甘えちゃうし、いわれないと サボってしまうところがあるので、これからはそんなことがないようにがんばります 。

△ユニバーシアード福岡大会は、ぜひ出場してくださいね。

▲はい、出たいです。宿舎とか、とてもいいものを造っていられると聞いていますし、ごはんとかもおいしかったら、食べすぎて太っちゃうかもしれませんけど(笑い)。


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