若者の活躍をひき継ぐ大役カパプー!11日間のバッファローから!--その2--

世界に福岡をPRした「福岡文化交流団」

 福岡市体育協会副会長・杉浦博夫団長以下96名(大田楽グループ35名・市民文化交流団グループ25名)からなる「福岡文化交流団」は、バッファロー大会閉会式での式典セレモニーや選手村、市内の広場などで繰り広げられる文化イベントに参加し、次期開催の福岡大会および福岡市を広くアピールするとともに、活発な国際交流を図った。とくに閉会式では、福岡市長への大会旗引き継ぎ後、日本文化・福岡文化の紹介として、狂言師野村耕介氏の構成・演出により”FUKUOKA大田楽”を披露。また、フィナーレには日本の花火を打ち上げるなど、広く世界に福岡をアピールした。

福岡が世界の注目を浴びた閉会式

 全ての競技が終わった18日(日)の夜。15,000人の観客でいっぱいのニューヨーク州立大学バッファロー校スタジアム閉会式がはじまった。ファンファーレが鳴り響くとアメリカ国歌の斉唱、花火。FISU旗、出場国全ての国旗に続き、選手たちが入場すると、観客は立って大きな拍手で迎えた。ボランティアへの感謝の言葉を書いた横断幕を持つ選手、ちょんまげのつらをかぶった日本選手など、喜びにあふれる感動の30分。この大会のマスコットキャラクター「ビクター」がトラックを回ったあと、ボランティアから金メダルを受けた。大会会長の挨拶(夫人代続)には、これまでの苦労と無事終えた喜びとが込められていた。FISUのプリモ・ネビオロ会長が、関係者と観客へ感謝の言葉を述べたあと、次回開催地の桑原敬一福岡市長に大会旗が引き継がれた。静かに聖火が消えた。

 9時40分、福岡に数多く残る伝統芸能を現代風にアレンジした「FUKUOKA大田楽」が始まった。太鼓の音が流れ、伝統の華やかな装束に身を包んだ男女の伝楽法師が登場すると、場内から大きな拍手が湧いた。会場の興奮が高まる中、こんどは、福岡大会のマスコットキャラクター「カパプー」が登場し、福岡大会をアピールした。突然、照明が消え、笛と太鼓のリズムが続く中で、花火が次々と打ち上げられ、どっと歓声が上がった。音楽が「歓喜の歌」に変わり、最後に星くずのようにきらめく花火が一気に連打されたとき、閉会式の感動は最高潮に達し、スタジアムは拍手の渦に包まれていった。118カ国・地域から5,000人を越える選手・役人の参加によって開催された、アメリカで初めてのユニバーシアード・バッファロー大会は、全力を尽くして闘った選手たちをたたえ、また2年後の福岡大会での再会を誓い合って、平和と友好のうちに幕を降ろした。


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