西日本新聞

ユニバーシアード直前情報

   FUKUOKAの火 
   『 ”海の正倉院”沖の島で採火 』

 ”海の正倉院”と称される福岡県宗像郡大島村の沖の島で五日、”95ユニバーシアード福岡大会の聖火のひとつ「FUKUOKAの火」が採火された。
 この日の採火は、同県宗像市職員らが早朝、宗像郡玄海町を漁船で出港。約二時間かけて約60キロ離れた沖の島へ渡った。島のしのきたりに従って身を海水に浸すみそぎを済ませてから上陸、島の山頂まで登った。
 頂上の灯台前で凸レンズを利用した採火器を使用。光を集めたおかくずから炎が立ち上がると、アブの襲撃に苦労していた一行に、ようやく笑みが生まれた。
 沖の島は大陸との交易拠点として、進行を深めた聖域。島に残る四ー十世紀の祭事跡からは朝鮮半島や中国との交流を物語る龍頭(りゅうず)などが出土。国際交流をはかるユニバにとって意義のある採火場となった。
 「FUKUOKAの日」は競技会場となる福岡、宗像、春日三市で採火される聖火。この日、トップを切った宗像の火は六日、女子バスケット会場の宗像ユリクッス(宗像市)に市民リレーで運ばれる。


 記事提供 西日本新聞社
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