西日本新聞

 『 画用紙に思いを乗せて                こどもたちのユニバ交流 』

   「 バスケット人気」
 ドリブルのないバスケットボールとでも言おか。オーストラリアの女の子に人気の「ネットボール」。サラ・レスターさん(六年)も、大好きなスポーツの一つとしてかいた。
 オーストラリアにはオージーラグビー、クリケットといった日本ではなじみ薄いスポーツもあるが、逆に共通のスポーツが多いことも、子供たちからわかった。 。
 福岡若宮、舞松原小(福岡市東区)の子供たちがかいたスポーツの中で、バスケットボールは二番目に多いテーマだった。そのバスケット人気はオーストラリアでも急上昇中。シドニーの小学生はアメリカのプロチームのゲームを雰囲気十分にかいている。
 人気のトップは両国ともサッカー。オーストラリアではラグビーとよい勝負だ。
 意外だったのは野球。オーストラリア人はほとんど知らないだろうとさえ思っていたが、そんなことはなかった。ケン・コヤマ君(三年)は「クラスでよくやるよ。僕はピッチャーなんだ。」と得意気な笑顔。

   「言葉以上に伝える」
 画用紙いっぱいの球場や力強くバットを振る打者をかいた作品など、その迫力は日本の子供たちに負けていない。
 夕方の学校で黙々とバスケットボールのシュート練習に打ち込む自分をかいた森界章(くにあき)君(若宮小五年)。「何に対しても頑張って」と、シドニーの子供たちへの言葉を記者に託した。しかし、作品は言葉以上にバスケットボールに取り組む彼の真摯(しんし)な態度と「バスケットはだれとでも楽しくできるスポーツ。一緒にゲームをしよう」とのメッセージを伝えた。
 スポーツを通して感じる楽しさや真剣さは世界共通。福岡、シドニーの子供たちの絵にあらためて教えられた。次は世界の学生たちが’95ユニバーシアード福岡大会でそれを見せてくれるに違いない。


 記事提供 西日本新聞社
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