西日本新聞

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畠田 好章選手 ( 体操 )
  E難度の技で メダルを狙う

 日本大を今年卒業して紀陽銀行に入社。昨年のアジア大会では種目別のあん馬で優勝し、日本の体操陣としては唯一の金メダルを獲得した。総合力では同僚の田中光選手が一枚上だが、メダルとなれば爆発力を秘めた畠田好章選手(23)に期待がかかる。
 前回の一九九三年バファロー大会に出場していない。選考会のつり輪で大失敗し、代表から漏れた。畠田選手としては「ユニバーシアード」は忘れられない響きになている。「出場は今回が初めて。だから、とっても楽しみにしている。日本での開催ということでプレッシャーもかかるだろうが、それ以上の応援もあるはず。」特別の思いを込めた口調で本番を待つ。
 ユニバの一ヵ月後には、アトランタ五輪の予選を兼ねた世界選手権(福井県・江市)が控える。「ユニバで一度目のピークを迎えられるように仕上げたい」と調整プランを明かす。
 団体総合でメダル獲得を第一目標に揚げた。だが、種目別でのメダル獲得も心の中では狙っている。自信を持って挑むことのできるあん馬に加え、平行棒ではモリスエ(棒上後方2回宙返り腕支持)、鉄棒では離れ技のカバチ(バーを越えながらの後方2回宙返り懸垂)というE難度を織り込んだ演技を現在特訓中だ。
 種目別の決勝進出者は各種目八人。「3種目ぐらいは(決勝)残りたい。そうしたら失敗を恐れずに一発狙います」。根っから明るい男はそういってにっこり笑った。


 記事提供 西日本新聞社
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