西日本新聞

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高橋 マイケル 選手 (バスッケトボール)
  本場じこみの 技術とセンス

 日本国籍で米国育ち。バスッケトボールの本場で身に付けた技とセンスを買われ、日本代表の一員に選ばれた高橋マイケル選手(二〇)=いすず自動車=が本番に向けてチームメイトとともに猛練習に開け暮れている。
 日本代表としては、六月のアジア選手権(ソウル)に続いての国際大会出場。 世界の強豪が集まるユニバーシアードを前に「レベルの高い米国でプレイしてきたので、プッレシャーはない。チームのために精いっぱいプレーするだけ」と全く気負いはない。
 一九七四年九月、東京で日本人の母と米国人の父との間い生まれ、三歳でロサンゼルスに渡った。日本語はほとんど話せないが「プレイ中、他の選手とのコミニケーションで不自由に感じたことはない」という。
 198センチ、90キロは、他の日本選手と比べて特別大きくない。しかし、ジャンプ力には目を見張るものがある。河内敏光監督は「跳び上がって頂点に達するまでが速い」と能力を高く評価。「彼の加入で、戦術的に幅ができた」と、今では代表に欠かせない存在であることを強調した。
 カルフォルニア州立大ノースリッジではパワーFWとして活躍。現在はなれない外角からのシュウトに取り組んでいる。
 「レバー以外は何でも食べる」という大の和食党。合宿では器用にはしを使っておう盛な食欲を満たしている。「大会が終ったら本格的に日本語を勉強したい」。亡き父が授けてくれた才能を武器に、母の故郷で新たな人生を歩む。


 記事提供 西日本新聞社
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