西日本新聞

事件

バスケ人気大会を席巻

  『えっもう30人来てる』
28日午前6時米国ーブラジル戦が予定されている男子バスケットボール会場の福岡市早良区体育館前にできた列に、競技運営を取り仕切る田中英明・県バスケットボール協会常任理事(54)は声をあげた。
『少年10人は前夜から並んでいた。長い間、バスケットの試合運営にかかわってきたが、徹夜組が出るなんて初めて』
大会の日程などを案内するユニバテレフォンも28日午前すぎの受け付け開始から電話は鳴りっぱなし。このうちバスケットに関する問い合わせだけは午前中だけで500本以上。かけてくるのは、主に中学生、高校生たちだ。
正午すぎには、同体育館の収容人数(1000人)をはるかに上回る1800人が列をつくった。バスケットのユニホームに似たひざ近くまである短パン、大きめサイズのTシャツなどバスケファン共通のスタイルが目立つ。
お目当ては、米国男子チーム。ボールをバスケットの上から投げ込むように行う『ダンクシュート』など空中戦を繰り広げるNBA(米プロバスケットボールリーグの最近の人気に伴い、同チームにNBAのドラフトで上位指名濃厚な選手が含まれているからだ。
午後4時の試合開始。通路などでの立見も含めて、収容人数の倍近い約1900人とびっしり。田中常任理事は『消防法違反ですが、炎天下の中、待ち続ける観客の健康面を配慮し、できるだけの人を中に入れました』と説明する。


 記事提供 西日本新聞社
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