西日本新聞

 人ドラマチック

『第2の故郷に誠意で恩返し』 穴井 浩実さん(31)

「トルコでは見ず知らずの人にも、お世話になった。少しでも恩返しをしたい」。トルコ選手団担当のボランティアとして得意のトルコ語駆使。空港での出迎え、選手村の食事、練習会場への案内などに目を配る。故郷・福岡で開かれるユニバだけに、思い入れがこもる。 愛知県の自動車メーカに勤務。四年前、トルコに派遣され、二年間、首都アンカラとイスタンブールに滞在。「気性は激しいが、勤勉で人なつっこい」。そんなトルコ人たちに溶け込むのに、時間はかからなかった。日本の盆、正月に当たる「砂糖祭」では、近所の子供たちにチョコレートを配り、交流。ラマダン(断食月)には断食にも挑戦した。いわば”第2の故郷”。 一週間の夏季休暇をとってのボランティア。「わたしの故郷で素晴らしい思い出をつくってほしい」。182センチの大柄な体に、誠意がにじむ。


記事提供 西日本新聞社
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