西日本新聞

 人ドラマチック

『福岡を青春の思いでの地に』 中藤 宏太郎さん(36)

 '95福岡ユニバーシアードを締めくくる閉会式で披露される博多祇園山笠。『オイサ、オイサ』の掛け声が、福岡ドームに初めて響き渡る。今年の一番山笠、東流(ながれ)の取締。約五百人の男たちと駆ける。 『春が来て、夏が来て四季が巡るように、山笠も自分の生活の一部になっている。山笠は楽しむのではなく、真剣勝負』。赤ん坊のときから三十六年間なじんだ山笠が、体に染み付いている。 つい先日、東流の会長で戦後山笠の復興に尽力し山笠のユニバ参加を先頭に立って指揮してきた一丸三朗さん(77)が急逝。『おやじが守り続けてきた伝統を、自分たちがきちんと受け継いでいる姿を、ユニバで示したい』力を込める。 『博多の文化、勇ましい男の祭りを、世界中の人に見てもらい、福岡を青春の思い出の地として心に刻み込んでほしい』
記事提供 西日本新聞社
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